相手がハーフを越えたあとも続けてプレスをかけていく場合、1-2-1-1や3-1-1のあとはそのままのかたちを維持できる、このプレスが守りやすいと思う。また、あらかじめハーフに下がってこのディフェンスをやってみるのも効果的な時がある。その場合コールは52番。

 しかし、オールコートを仕掛けた直後の場合、プレーヤーが理想的ではないポジションにいることもよくあること。たとえば、セーフティマンがハイポストをカバーするためにかなり上の位置まで上がって来ていたりすることもその一つ。その場合は、ボールとは逆サイドのウィングがゴール下をカバーするようにしよう。つまり、1-3-1の基本がここでも活かされるってこと。そのあとで、プレーヤーは可能な限りはやく左の図の位置に示した、基本ポジションにもどるようにしよう。

トップはボールマンの技量を判断しておき、自分が選んだ方のサイドにボールを進ませる。たとえば、相手の利き腕の反対側に追い込むか、味方のウィングのダブルチームのうまい方とか、パスカットが上手なウィングの反対のサイドとか。ちょっと文章がわかりにくいかも。

 つまり、相手の動きに合わせて守るよりも、自分たちが守りやすいかたちになるように相手を追い込んだ方が簡単にボールがもらえるってこと。これは、チームの事情や相手の特徴によって違うので、自分たちに合ったものをあらかじめ研究して、得意のパターンに磨きをかけておこう。

左の図は、試合中によくあるポジションでの守り方の例。

 図を見ただけでだいたいの動きはわかると思う。どんなプレスでもそうだけど、最後は勘と経験。何度も挑戦して、何度も失敗して、そのたびにどうすればよかったのか考えよう。