左の図は3-1-1ゾーンプレスの基本セットです。1-2-1-1よりも最初のセットが下がり気味なのは、相手の最初のパスをフロントラインの内側にさせるため。これだけ下がっていれば、わざわざ裏をねらったりしてこないので、予想外のパスが出る可能性が少なくなる。つまり3クウォーターからのゾーンディフェンスなので53番だ。

 相手のスピードが速い場合や、相手の身長が高くて、1-2-1-1では簡単に裏をとられてしまうような場合はこちらを使ってみるのもいいだろう。

 ちなみに3-1-1では、みどりの選手をミドル。ピンクと水色をウィング。黄色をセンターあるいはファーストディープ。紫をセーフティあるいは、セカンドディープと呼びます。まあ、わかりにくければ、1-2-1-1と同じ呼び方でもいいけどね。チーム内では。

図は、ファーストパスが入ったあとの動きの一例です。実際はいろんなことが起こるので、臨機応変に対応しよう。

 ダブルチームが完璧にかかったときは、セカンドディープはどんどんカットに来てかまいません。ただし、ロングパスはないと判断したときだけどね。

 図の黄色の動きもあくまでも一例なので実際はボールマンの目と、相手の動きをよく見て、次に出るボールをすばやくカットできるようにしよう。

 水色に限っていえばこの場合、これ以外の動きはあまり考えられません。リターンパスが出るよりもはやく正確にポジションをとろう。

 左図は、第二のパスが通ったあとの動き。近くにいた黄色がコースを止め、水色がすばやくだぶるチームをかける。みどりとピンクはすばやく次のパスにそなえてポジションをとり、紫はセーフティに下がって速攻を防ぐ。

 ボールがハーフを越えたら、次の約束にうつってディフェンス。ハーフのプレスをするか、あるいはノーマルに守るか。そのときの状況によって使い分けて相手の攻め方をむずかしくさせよう。